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猛暑日、ローソンでは何が売れた? 「氷菓」「制汗剤」を大きく上回った伸び率の商品とは:経済の「雑学」(2/2 ページ)
7月10日、関東を中心に気温が上昇した。では、ローソンではどういった商品が特に売れたのだろうか。売り上げの伸び率が大きかった商品が公開された。
アイス系は?
レンジであたためてシャリシャリ食感にする「レンジアップアイス」も約3割増を記録した。ローソンではフローズンドリンクの「Frozen Party」(340円)シリーズを展開している。種類は、ストロベリー、バナナ、マンゴーなど。
アイスクリームなどの「氷菓」は約2割増だった。気温が30度を超えるとかき氷タイプのアイスが売れるという。氷菓を含むアイスカテゴリーの都道府県別伸長率ランキングは、1位が宮崎県(約8割増)、2位が「鹿児島県」(約7割増)、3位が「青森県」(約3割増)だった。宮崎県内は7月10日、今年一番の暑さを記録。県内4つの地点で猛暑日になったことも影響しているかもしれない(出所:「今日も暑い!熱中症警戒 宮崎市では児童プール開放 宮崎県」宮崎ニュースUMK7月10日付)
「冷却シート」は約2割増だった。ローソンによると、寝苦しい夜に備えるためか全体の約半数が夕夜間(午後4〜11時台)に購入されたという。
急な気温上昇がコンビニでの購買行動にどういった影響を与えるのか、その傾向が垣間見える結果となった。
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