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なぜ「大人の流しそうめん」ロングセラーに? 玩具っぽさなくし、省スペースでも楽しめる仕掛けとは猛暑に商機 「ひんやりグッズ」の狙い(2/3 ページ)

2018年に発売したドウシシャの「大人の流しそうめん」は、子どものいない夫婦や大学生でも楽しめるように工夫をしているのが特徴。ロングセラー商品として育った経緯を聞いた。

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省スペースを実現

 桶部の面積はタテ35センチ、ヨコ35センチ以内で、それほど広くないテーブル上にも置けるようになっている。高さは約55センチだ。


省スペースでも楽しめるようにした

 部品点数に関しては、スライダー4点、スライダーを支える支柱とそうめんを装填(そうてん)する装置が6点、桶が4点の計14点に抑えた。大人のイメージを出すため、支柱などのボディー部分は黒とした。


桶部の部品点数を少なくしている

スライダーを固定する脚部を支柱に内蔵することで、部品点数を少なくした

 スライダーにもいくつか工夫している。どんなシーンでも複数で楽しめるように360度どこからでもそうめんをキャッチできる仕様とした。

 スライダーの上部は傾斜を強くする一方で、下部は緩くしている。そうめんを流した瞬間にスピードが出るので、ゲーム感覚で楽しめる。逆に、下部ではスピードを落とすことで流しそうめんが苦手な人でもとりやすいようになっている。


360度どこからでもそうめんをキャッチできるようにした(出所:リリース)

 上部にあるそうめんポケットの回転スピードは調整可能としている。回転スピードをゆっくりにすることで、そうめんをセットする“奉行”も一緒に楽しめるようにとの配慮からだ。


回転スピードを変えられるようにした

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