インタビュー
富良野の人気ラーメン店「とみ川」が目指す地方創生 地産地消にこだわる理由とは?:元プロボクサー(1/2 ページ)
富良野の人気ラーメン店「とみ川」の富川哲人社長に、なぜ地元の食材にこだわるのか、ラーメンでいかにして地域社会に貢献していくのかを聞いた。
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首都圏をはじめ、全国から人が訪れる東京駅。外国人を含め大勢の観光客でにぎわいをみせていて、ほぼコロナ禍前の情勢に戻った。
この東京駅八重洲口側の一角に、観光名所として知られる「東京ラーメンストリート」がある。2021年7月からこの区画の1店舗を使い、約100日交代で日本各地の人気ラーメン店を期間限定で出店する企画「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」を実施中だ。現在第7弾の「とみ川」が8月末まで出店している。
「とみ川」は1997年創業の北海道富良野市に本店があり、富良野ラーメンを代表する名店だ。現在では富良野市内に3店舗経営する他、新千歳空港にも店を構えている。地元の食材にこだわりぬいているのが特徴で、その姿勢は「ご当地ラーメン」の真骨頂ともいえる。
その「とみ川」の代表を務めるのが、富川哲人社長だ。富川社長はプロボクサーからラーメン店に転身した異色の経歴を持つ。なぜ地元の食材にこだわるのか。ラーメンでいかにして地域社会に貢献していくのか。富川社長に聞いた。
水にとことんこだわった
――プロボクサーからラーメン店の店主になられたご経歴がユニークですね。どんなキャリアを歩んできましたか。
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