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大企業、夏のボーナスはいくら? 経団連が集計
大手企業の夏季賞与・一時金は、3年ぶりに90万円台となった。経団連によると、平均額(161社)は90万3397円で、前年比0.47%増だった。
日本経済団体連合会(経団連)は8月9日、大手企業の夏季賞与・一時金の最終集計結果を発表した。前年に比べて0.47%増え、平均額(161社)は90万3397円。3年ぶりに90万円台となった。
製造業(127社)の平均は95万2574円(前年比3.50%増)、非製造業(34社)は平均77万7293円(同6.24%減)だった。業種別にみると、食品、造船、機械金属、自動車などで前年と比べて増加した一方、電力、セメント、非鉄・金属などで減少した。
調査対象は、原則として従業員500人以上、主要21業種の大手241社。うち平均額が分からない18社は集計結果から除外している。
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