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山善が“タイパ”に優れたオーブンレンジを発売 予熱にかかる時間を半分に
山善は、200度のオーブン予熱にかかる時間を約50%短縮した「高効率オーブンレンジ」を発売する。
家電事業などを展開する山善(大阪市)は、200度のオーブン予熱にかかる時間を約50%短縮した「高効率オーブンレンジ」を発売する。直販価格は3万8280円。
本商品は、従来品に寄せられた「オーブンの予熱に時間がかかる」や「トーストを調理中に裏返すことが手間」といった声に着目。庫内の高さを従来品よりも40ミリ低い135ミリの低層設計とし、食品とヒーターの距離を近づけることで、より効率的に熱が伝わるよう開発した。
200度のオーブン予熱にかかる時間を、従来品の約11分30秒から約50%短縮した約5分50秒で完了でき、スポンジケーキやクッキーなどのスイーツを「タイパ」良く調理することを可能とした。
また、付属の角皿に熱伝導率の高いアルミ素材を採用。トーストを裏返すことなく、両面を約6分(従来品は裏返す工程があり約10分)で焼き上げることができる。
さらに「角皿スタンド」を付属し、本体のサイドに収納を可能とした。使用したいときに取り出しやすく、縦置きなのでホコリもたまりにくくしたという。左右・背面と壁の間を空けずに設置できるので、キッチンスペースを狭めにくく、電源コードも壁に当たらない設計とした。
同社の通販サイトやECモール、全国のホームセンターでは8月中旬から、家電量販店では10月上旬から、それぞれ発売する。
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