転職サイトを運営するMS-Japan(東京都千代田)は「公認会計士の雇用実態レポート」を発表した。公認会計士の平均年収を見ると、20代は700万円台、30代は1000万円台と一般水準を大きく上回ることが分かった。
平均年収を年代別に見ると、45歳以上が最も高く1236万円。30〜40代前半は1050万円前後、29歳以下は726万円という結果に。
業種別では「監査法人」が960万円、製造や金融、IT・通信などの事業会社に勤める「インハウス」が1164万円。200万円以上の差があったことについて、同社はインハウスに所属している人のほうが平均年齢が9歳ほど高く、その結果、年収に差が出たとしている。
調査は、2023年の上半期に人材紹介サービス「MS Agent」(運営:同社)に登録された公認会計士データから、雇用実態についてまとめた。
関連記事
- 上場企業で働く人の年収は620万円、1位の会社は?
東京商工リサーチの調査によると、2022年度の上場企業3235社の平均年間給与は620万4000円という結果に。前年度(605万4000円)から15万円ほど増加した。 - 「将来なりたい職業」ランキング 中高生の1位は? 目標年収は?
全国の中学生・高校生に将来なりたい職業を聞くと、男子中学生の1位は……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.