約5割が「自分を客観的に見れず、仕事で失敗した」 どんなミスを?(1/2 ページ)
自分を客観的に見れないために、仕事で失敗した経験がある人はどのくらいいるのだろうか。全国の男女500人に聞いた。
自分を客観的に見れないために、仕事で失敗した経験がある人はどのくらいいるのだろうか。全国の男女500人に聞いたところ、52.0%が「ある」と回答していることが、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査で分かった。
内訳を見ると「よくある」が6.0%、「たまにある」が46.0%と、合わせて半数以上が「客観視できないことによる失敗」を経験していた。一方、「ない」と答えた人は「全くない」が20.8%、「あまりない」が27.2%だった。
自分を客観的に見れないことが原因でおきた仕事の失敗は「人間関係・連携がうまくいかない」(106人)がトップ。次いで「ミスが発生した」(38人)、「積極性がなくチャレンジできない」(35人)、「スケジュール通りに進まない」(28人)、「感情的な対応をした」(22人)だった。
1位の「人間関係・連携がうまくいかない」と答えた人からは「相手のことを考えずに自分の意見を押し通し、相手を傷つけてしまったことがある」(20代女性)、「自己主張し過ぎて、周りの人と意見が対立してしまった」(30代女性)などの声が聞かれた。
2位の「ミスが発生した」と答えた人からは「客観的に見たり、第三者目線で考えたりしたら防げるようなミスをした」(20代女性)、「経験などの先入観で『正しい』と思い込んでしまいミスしてしまった」(30代男性)などの意見があった。
3位の「積極性がなくチャレンジできない」と答えた人からは「自己評価が低く、昇進のテストを受けなかった」(20代女性)、「自信がなくて積極的に動けないことを上司から怒られる」(30代女性)などの体験談が聞かれた。
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