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「中野駅」の新駅ビル計画発表 「アトレ」2026年開業 JR東
JR東日本が中野駅の新駅舎・駅ビルの整備計画概要を発表した。地上5階建ての駅ビルを整備し、2026年に開業予定。ビル内には、グループ会社アトレが運営する商業施設「atre」(アトレ)も入居する。
JR東日本が中野駅(東京都中野区)の新駅舎・駅ビルの整備計画概要を発表した。地上5階建ての駅ビルを整備し、2026年に開業予定。ビル内には、グループ会社アトレが運営する商業施設「atre」(アトレ)も入居する。
現在は改札で分断されている南北の出入口を、自由通路でつなぐ。2階に駅舎機能、2〜4階の駅ビル内に商業店舗が入居する予定。敷地面積は7700平方メートル、延床面積は新駅舎が約2700平方メートル、 商業施設が約1万6900平方メートルとなる見込み。
同社が発表している「各駅の乗車人員 2022年度」によると、中野駅の1日の乗降客数は11万9846人。JR東エリア内では、「高田馬場」(16万7265人)、「上野」(14万7777人)、「立川」(14万4457人)、「西船橋」(11万9941)に次ぐ16位だった。隣駅「高円寺」(96位、4万3296人)と比較すると、3倍近い人が利用しているという。中央線の他、東京メトロ東西線の始発駅としても知られている。
中野駅周辺を巡っては、野村不動産や東急不動産などによる駅前の複合施設「中野サンプラザ」跡地の再開発や、中野区役所の移転など大型計画が進行中。再開発計画の詳細は、区が公式Webサイトで公開している。
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