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【iPhone15】USB-Cで何ができる? 移行期には混乱も(2/2 ページ)
米アップルが発表したiPhone 15には、ついに「USB-C」端子が搭載された。ケーブルやアダプターを共通化できるなどのメリットはあるものの、移行にあたって混乱が生じる可能性もある。
USB-Cへの移行期には混乱も
これまでiPhoneだけ使ってきた人の場合、iPhone 15で初めてUSB-Cに触れる人もいるのではないでしょうか。家族や友人とケーブルの貸し借りがしやすくなるといったメリットが考えられる一方、iPhone関連製品ではこれから移行期に突入することで、さまざまな混乱も予想されます。
たとえばホテルなどにも、Lightningのアクセサリーが設置されている場合があります。「iPhone対応」をうたっていても、iPhone 15では使えない場合が出てくるというわけです。
どうしてもiPhone 15でLightningを使いたい場合、USB-CからLightningへの変換アダプターも登場しましたが、4780円となかなか高価です。
iPhone以外にもLightningを採用する製品は残っています。イヤホンとしては、第2世代のAirPods ProとEarPodsにUSB-C対応の新モデルが発表されました。
今後は他のAirPodsや、Mac用のキーボードやマウスもUSB-Cに移行していく可能性があることから、いまから購入を考えている人には悩ましい状況になりそうです。これからiPhoneの買い替えが進むにつれ、数年かけて理解が広まっていくとは思われるものの、しばらくは混乱があるかもしれません。
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