栃木vs静岡vs宮崎…… 最も作って食べてる「ギョーザ県」はどこ？：「FUMA」企業データ分析（2/2 ページ）

最も餃子を作って食べている「ギョーザ県」はどこなのか？　全国160万社の有力企業リストと独自に付与した4万種類の関連タグに家計調査データを加え、ランキングを作成しました。

[平野健児（FUMA），ITmedia]

栃木と静岡が同率首位！　宮崎は一歩及ばずも今後もライバル対決は続く……

　それでは、いよいよ見てきた「作って」「食べる」2つの指標をもとに、最も餃子を作って食べている「ギョーザ県」総合ランキングです。評価方法はシンプルに、両方のランキングの1位を50点、47位を4点とし、それらを合算して100点満点と致します。

　総合首位は栃木と静岡が共に98点の高得点で分け合う結果に。宮崎も96点の十分高得点でしたが、一歩及ばず3位でした。ただ、僅差ですので今後もこの3強のライバル対決は続いていきそうです。4位には福岡、5位には近年、無人店舗販売で躍進した「雪松の餃子」ブランドが有名な群馬が入りました。

　今回は栃木（宇都宮）、静岡（浜松）、宮崎（宮崎）の3強を中心に見ていきましたが、それぞれに違う道筋を通って「ギョーザ県」になっていく過程が面白かったですね。

　以上、最も餃子を作って食べている「ギョーザ県」の都道府県別ランキングでした。それではまた別の機会に。

著者紹介　平野健児

新卒でWeb広告営業を経験後、Webを中心とした新規事業の立ち上げ請負業務で独立。WebサイトM＆Aの「SiteStock」や無料家計簿アプリ「ReceReco」他、多数の新規事業の立ち上げ、運営に携わる。現在は株式会社Plainworksを創業し、全国160万社の有力企業データベースを完全無料・ログイン不要で利用できる、企業リスト作成サービス「FUMA」を運営中。