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なぜ「タレ」「からし」抜き納豆を? セブン&アイが注力する低価格PB戦略:経済の「雑学」(1/2 ページ)
セブン&アイ・ホールディングスが、低価格のPB「セブン・ザ・プライス」に注力している。低価格を実現するための工夫や、その背景とは?
セブン&アイ・ホールディングスが、低価格のPB「セブン・ザ・プライス」のアイテム数を増やしている。2022年9月から、イトーヨーカドー121店舗、ヨーク101店舗、セブン‐イレブンの一部店舗で取り扱いを開始。23年2月末時点で約80アイテムを取りそろえており、23年度は最大約2倍まで拡大する予定だ。
セブン・ザ・プライスには「デザインの色を削減してコスト削減」「物流と生産効率を上げて価格に還元」「シンプルな商品作りを追求」という特徴がある。いずれも、低価格を実現するための施策だ。
第1弾商品として「食パン(5枚・6枚・8枚)」(105円)、「極小粒納豆(40g×3)」(51円)、「刻みたくあん(120g)」(170円)などを用意。納豆は、タレとからしを抜いており、シンプルな商品に仕上げている(注:第1弾発売時の価格と現在の価格が異なる商品もある)。
現在のラインアップを公式Webサイトで見ると、食品だけでなく、保存用ポリ袋、フローリングドライシート、スリッパ、フライパンなどもあるのが確認できる。
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