「TOHOシネマズ すすきの」11月末開業 「ススキノラフィラ」跡地の商業施設に:すすきのに13年ぶりの東宝直営館
TOHOシネマズが複合商業施設「COCONO SUSUKINO」内に、「TOHOシネマズ すすきの」を11月30日に開業する。すすきのでの東宝直営映画館は13年ぶり。高品質シアター「ドルビーシネマ」が北海道初上陸となる。
東宝の直営映画館が13年ぶりに札幌・すすきのに帰ってくる。TOHOシネマズが複合商業施設「COCONO SUSUKINO」(ココノ ススキノ)内に、「TOHOシネマズ すすきの」(札幌市)を11月30日に開業すると発表した。同施設には高品質シアター「ドルビーシネマ」が北海道初上陸となる。
「ニッカウヰスキー」看板のすすきの交差点近くに建設中
ココノ ススキノは20年5月に閉店した旧ススキノラフィラ跡地に構える。同施設はすすきのエリアのシンボル「ニッカウヰスキー」のネオン看板があるすすきの交差点に位置しており、すすきのの新たなシンボルとして役割が期待されている。TOHOシネマズ すすきのは10スクリーン、1732席を備える大型シネマコンプレックス。施設の開業日に合わせて営業を始める。
館内に導入するドルビーシネマは、4月に開業した「TOHOシネマズ ららぽーと門真」(大阪府門真市)に続く導入になる。その他、定額で好きなドリンクがおかわり自由の「ドリンクステーション」の北海道初導入や特別席 「プレミア シート」 「ワイド コンフォート シート」も提供する。施設の詳細な仕様などは公式Webサイトで公開している。
映画館プロモーションなどを手掛けるサンライズ(東京都千代田区)によると、同施設は札幌市では3館目となる大型シネコンだが、繁華街のすすきのエリアでは10年に閉館した「札幌東宝公楽」以来、13年ぶりの東宝直営館になるという。
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