調査リポート
管理部門の6割が「メンタル不調の経験あり」、原因は?
社会人になってからメンタル不調を感じたことがある人は、どのくらいいるのか。管理部門のビジネスパーソンに聞いた。
社会人になってからメンタル不調を感じたことがある人は、どのくらいいるのか。管理部門のビジネスパーソンに聞いたところ「メンタル不調を感じたことがある」(62%)と答えたのは6割を超えていることが、転職サービスを運営するMS-Japan(東京都千代田区)の調査で分かった。
メンタル不調を経験した人を職種別に見ると、「経営企画」が最も多く76%。次いで「経理」「総務」(いずれも64%)、「法務」(58%)と続いた。一方、最も少なかったのは「内部監査」(38%)と、職種による偏りが見られた。
メンタル不調の原因については「職場の人間関係」(65%)がトップ。次いで「仕事の量・負荷へのストレス」(58%)、「職場でのハラスメント」(40%)、「仕事の責任へのストレス」(37%)と続いた。
今回の調査は、全国の管理部門人材を対象に、インターネットで行った。期間は9月12〜19日、有効回答数は294人。
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