「HIROEN」でタイムマネジメントを見直す:6つのタスク(4/4 ページ)
タスクを設定する際に参考にしたいフレームに、「HIROEN(ヒロウエン)」があります。どういったフレームワークなのかというと……。
N:Negotiate(交渉する)
「Negotiate」は、いわゆる「交渉」という意味ですが、仕事的には、「うまく切り抜ける」「折り合いをつける」といった意味も含みます。
ビジネスにおいては、すべてのことがある意味競争です。「良い商品をつくる」「良い企画をつくる」ことも重要ですが、その商品や企画を通さなければなりません。
自分の仕事の結果を最大限にするためにも、「Negotiate」の場をあえてつくることも必要となります。日本人ビジネス・パーソンが苦手としているスキルかもしれませんが、進めてきた仕事が無駄にならないためにも交渉は必要です。
優先順位
紹介した「HIROEN」の6つのタスクをよく見ると、自分の力でなんとかできるのは、Operate(作業する)とExamine(調べる)だけだと分かります。
この2つ以外は他者が関係します。他者が関係するということは、スケジュール、仕事の目的、内容を正確に伝える必要があり、さらに、自分の作業の前に行う必要があります。
タイム・マネジメントの観点でいえば、まず行わなければならないことは、「HIR」そして、「N」ということになります。「N」は最後とはいえ、あらかじめスケジュールを押さえておくべきだということは言うまでもありません。
テレワークを行う場合は、さらにこの「HIROEN」は有効でしょう。テレワークでは、密なコミュニケーションが取りづらくなりますので、「HIR」を入念に行う必要があります。このプロセスを念頭に置いて仕事を組み立てることができれば、アウトプットの質は確実に高まるでしょう。(フランクリン・ プランナー)
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