調査リポート
「子どもの就職」気にかけたいポイントは? 小中高生の保護者に聞いた
将来子どもが就く職業について、保護者として気にかけているポイントは何だろうか。小学生から高校生の子どもを持つ保護者に聞いた。
将来子どもが就く職業について、保護者として気にかけているポイントは何だろうか。小学生から高校生の子どもを持つ保護者に聞くと「子どもの好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」が最も多いことが、栄光ゼミナール(東京都千代田区)の調査で分かった。
このほか「収入」「個人の働きやすさへの施策・取り組みが充実している」「安定していて長く続けられる」なども上位にランクインした。
将来の職業について子どもと話をしたことがあるかを尋ねた。小学生96.2%、中学生94.5%、高校生95.7%と、いずれも9割超の保護者が「話したことがある」と回答した。
子どもと将来の職業について話したことがある人に、どのような機会に話したことがあるかを聞いた。小学生と中学生の保護者は「日常会話の中で、職業について話題があがったとき」(83.8%、76.2%)が最も多かった。高校生の保護者は「受験など子どもの進学・進路を考えるとき」(81.0%)が最も多く、「学校内のコース選択や文理選択など履修選択をするとき」(56.7%)も半数を超えた。
「将来、就きたい職業が子どもにはある」と答えた小学生の保護者は68.2%。中学生は46.1%、高校は56.1%という結果に。
小学1年生〜高校3年生の子どもを持つ保護者2836人を対象にインターネットで実施した。調査期間は9月2〜12日。
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