例年にない気候が続いている日本。これから冬本番へと突入するが、どのような寒さ対策をしている人が多いのか。トップは「エアコン」(59.5%)であることが、ナビット(東京都千代田区)の調査で分かった。
2位は「保温インナー」(53.5%)。以下「厚手の靴下」(51.5%)、「手袋」(49.3%)、「マフラー・ニット帽」(43.0%)、「ストーブ」(41.5%)が続いた。
具体的には「下着を工夫して、あまり厚着をしすぎて動きずらくならないようにしている」「温かい食事をとるようにする。お風呂は浴槽につかる」「名前に『首』の付く場所を温める」といった声があった。
寒さ対策の中心となっているエアコン。コロナ前後で冬の電気代が「高くなった」と答えたのは50.1%に対し、「安くなった」はわずか1.0%。
「エアコンの暖房を使用する場合、何度に設定することが多いですか?」と聞くと、最も多かったのは「24度以上」(27.8%)。以下「20度」(13.3%)、「22度」(13.2%)、「23度」(11.5%)が続いた。半数以上が22度以上に設定していた一方、「暖房を使用しない」と答えた人も24.6%いた。
インターネットによる調査で、対象は20〜80代の男女1000人。調査時期は10月。
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