推し活勢の8割が「オタクアカウント」を持っている理由
Z世代の推し活層はSNSをどのように利用しているのか。推し活メディア「oshimoa」を運営するminor roleが、推し活女子の具体的なSNSの活用方法や日常での検索行動に関する調査を実施した。
推し活をする女性向けに情報発信するメディア「oshimoa」を運営する「minor role」(埼玉県日高市)が、推し活層のSNS活用法や、日常の検索行動に関する調査を実施した。Z世代の「推し活」層はSNSをどのように利用しているのか――。
推し活勢が「オタクアカウント」を持っている理由は?
若年女性の推し活層の8割以上がプライベートとは別に「オタク用アカウント」を所持し、SNSアカウントを使い分けていることが分かった。同社は「『オタバレ対策・個人情報保護』や『情報収集』『推し活に関する投稿用』としてアカウントを使い分けているのでは」と推測する。
推し活に関する情報収集方法については、どの年代においても「公式SNS」と「非公式なXの情報発信アカウント」が上位となった。
新しい発見や信頼性の高い情報を得られると感じる媒体については「X」と「Instagram」が上位となった。一方で、ユーザーが気軽に投稿できるTikTokやYouTubeなどの一般投稿者の動画がメインのプラットフォームについては、全ての年代で1割未満の回答となった。
日常的に検索で利用する媒体については、どの世代でも「Google検索」が最も多い結果に。「X」も比較的大きい割合となった。同社は「XはGoogle検索と比較して、リアルなユーザーの口コミを獲得しやすく、リアルタイム性の観点でも優れているため、欲しい情報の種類によっては、情報検索においてXがオーガニック検索と同様の価値を持ってきていると考えられる」と分析している。
調査は10月17〜22日に同社の運営するメディアの登録者419人から回答を得た。
関連記事
- 部下と会話できない理由、「話しかけてこないから」21.4%
Webアプリ「ワカチエ」を提供するソノリテ(東京都千代田区)が、20〜60代の管理職1013人を対象に「部下に対するコミュニケーションの悩み」に関する調査を行ったところ、約2割の管理職がうまくコミュニケーションを取れていないことが分かった。 - 日本のマンガ・アニメは世界一? 「10年後も安泰」とは言えないワケ
日本のソフトパワーの代表格であるマンガ・アニメ。韓国や中国をはじめ、従来の形式にとらわれないエンタメコンテンツが台頭する中、エンタメ分野で日本がこれから世界をリードするために必要な視点とは――。 - 会社員が学び直したいITスキル 2位「Python」、1位は?
会社員、主婦、シニア、フリーランスは、どのようなITスキルをリスキリングしたいと考えているのか。ストリートアカデミー(東京都渋谷区 )が、「リスキリングしたいITスキル」に関する調査を実施した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.