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ゼブラ、筆記時の“ガリガリ感”を軽減したボールペンを発売
ゼブラは12月4日から、筆記時のガリガリ感を軽減する独自機構を搭載した極細ジェルボールペン「サラサナノ0.38」を全国文具取扱店にて発売する。
各種筆記具の開発・ 製造・販売を手掛けるゼブラ(東京都新宿区)は12月4日に、筆記時のガリガリ感を軽減した極細ジェルボールペン「サラサナノ0.38」を発売する。手帳やノートを新調することが多い年末年始に合わせて発売し、売り上げアップを図る。
手帳が小型化していることなどを背景に、極細タイプのボールペン人気が高まっている。同社の主力商品であるジェルボールペン「サラサクリップ」も、0.3〜0.4ミリのボール径が売り上げの約3割を占めているという。
しかし極細タイプのボールペンは、小さいペン先に筆圧が集中し、紙にペン先がめり込んで筆記時にガリガリするという課題があった。そこでペンの上部にスプリングを加えた機構を採用し、伸縮してクッション効果を果たすことで、従来品と比べてガリガリ感を軽減させた。
またインクが安定して出るようになり、さらさらとした書き心地できれいな線を書けるようにしたという。
今回発売する0.38ミリは人気のボール径であり、また新規の替芯である「JF-0.38芯」も同時に発売する。水性顔料・耐水性のジェルボールペンで、本体の希望小売価格は220円。インクの色は全5色で、黒、青、赤、ピンク、オレンジを用意した。 替芯は黒・青・赤のみで、価格は88円。全国の文具取扱店にて販売する。
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