ニュース
USJ時代の構想から10年超 沖縄・新テーマパーク「ジャングリア」の舞台裏:森岡毅氏の熱意と狙い(4/4 ページ)
森岡毅氏率いるマーケティング会社「刀」が、沖縄本島北部で建設中のテーマパークの名称を発表した。名称は「ジャングリア」。
那覇市内での講演で見せた意欲
2022年に那覇市内での講演では、こうも語っている。
沖縄で建設するテーマパークの規模は小さいが、「アジアに10カ所展開すれば、(ディズニーランドを運営する)オリエンタルランドを超えて、アジア最大のテーマパーク運営会社になる」。沖縄でのモデルケースを活用できる場所はアジアに300カ所ほどあるとし、「この中から10件は建てていきたい」と意欲を見せた。
新テーマパーク構想が明らかになった2014年からの森岡氏の歩みを振り返り、テーマパークにかける熱意と狙いを読み解いた。次回は、27日に東京で開いた記者会見と取材を基に、テーマパークの戦略と市場性、将来性について解説する。28日に配信予定。
関連記事
- 「完全没入型テーマパーク」がお台場に誕生、どんなところなの?
2024年春、イマーシブ・テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が東京・お台場に開業する。手がけるのは、USJの経営再建で知られる森岡毅氏が率いる刀社だ。非日常の物語の登場人物となって没入する感覚を味わえるというが、どんな体験なのか。 - 観光用では国内初 JTBが沖縄に「人工浮島」を計画
JTB沖縄が沖縄県今帰仁村の古宇利島近くの海上に、マリンレジャー拠点となる巨大な人工浮島の設置を構想していることが4日までに分かった。
Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.