のりちゃん: タケシさん、弁護士ってめちゃめちゃ稼げるんですよね?
タケシ弁護士: う〜ん、一概には言えないけど、まあ稼いでる人もいるかな〜。
のりちゃん: 1番稼いでる人でどれくらいなんですか? 教えてくださいよ!
タケシ弁護士: まあ、おれのわかる範囲内やったら、教えるわ!
弁護士で稼いでいる人には、所得1億円超えの人が490人いる。
国税庁が発表している2021年(令和3年)の所得金額のデータによると、所得の分布は、
- 所得50億円超え〜100億円の間の弁護士が1人
- 所得10億円超え〜50億円の間の弁護士が4人
- 所得1億円超え〜10億円の間の弁護士が485人
となっている。
ちなみに、プロ野球では、日本人の1億円プレイヤーは約90人。そう考えると、弁護士もなかなか稼いでる人が多いんじゃないかな。
ただ、夢がある話だけでもない。所得が200万円以下の弁護士は1万4484人。これは弁護士全体の34.3%にあたる。
15年前は所得が200万円以下の弁護士はほとんどいなかったけど、現在は二極化が進んでいるねん。その理由としては、2006年(平成18年)に新司法試験が導入され、弁護士の数が一気に増えたことも一因と言われている。実際に、15年前の弁護士数は2万5000人くらいやったけど、現在は約4万5000人もいるからね。
弁護士の世界は、スポーツ選手と同じで、プロフェッショナルの実力勝負の世界。成果を出せれば所得1億円以上を稼げるし、成果が出なければ所得200万円を下回ることもある。夢がある半面、なかなか厳しい現実もあるんやね。弁護士になったあとも、成果をきちんと出せるように努力する必要があるんやで。
関連記事
- 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - 「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
辞めたけれど良い会社は、どのような特徴があるのか。IT業界で働いた経験がある人に聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.