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サラダに「カエル混入」は新鮮な証し? ネット社会では相次ぐ寛容論(2/3 ページ)

ファミリーレストランの全国チェーン「サイゼリヤ」が展開する関東の3店舗で10月、サラダに生きたカエルが混入していたことが明らかになった。レタスに付着したまま工場での検品をすり抜け、テーブルに並んだ可能性が高い。

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産経新聞

レタス「擁護」も

 サイゼリヤでは、レタスをサラダの“主役”に位置づける。「小エビのサラダ」や「モッツアレラのサラダ」といった人気メニューはいずれも500円以下。福島県の白河高原に自社農園を整備するなどし、安価で質の高いレタスの提供を目指してきた。

 同社が今回のカット野菜の製造工程を調査したところ、レタスは丸い塊のまま調達。神奈川工場において、目視の上で異物を除去し、洗浄した後に店舗へと送っていた。10月25日以降、外側の葉を1枚ずつ剥がし、裏表を確実に点検する再発防止策を講じている。

 同社は「お客様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げる」と謝罪。その一方、インターネット上では「虫やカエルさえも寄り付かない野菜を食べるほうが、よっぽど体に悪い」「自然に近くて新鮮な証じゃない?」といったサイゼリヤのレタスを評価する書き込みも目立った。

 産経新聞では、農薬使用に関する実際の考え方をサイゼリヤ側に尋ねたが、同社側は明言を避けている。

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