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SNSから人気拡大、ニトリ「スマホ毛布」 若者向けに開発も、意外なユーザーから支持(1/2 ページ)
電気代の高騰による節約意識の高まりから、消費電力が大きいエアコンを使用しなくても温かくなれる商品が注目を集めている。こうした節電ニーズとスマホを組み合わせて生まれたのが、ニトリの「スマホ毛布」だ。
電気代の高騰による節約意識の高まりから、消費電力が大きいエアコンを使用しなくても温かくなれる商品が注目を集めている。こうした節電ニーズとスマホを組み合わせて生まれたのが、ニトリの「スマホ毛布」だ。
スマホ毛布は、その名の通り、毛布に入ったままスマホを操作できるアイテム。毛布の上部2カ所に開いている穴から腕を出せば、胸元や肩はしっかり毛布で覆われて温かいまま、スマホを操作できる。生地の性能ごとに「Nウォーム」(2490円)、よりあたたかい「Nウォームスーパー」(3490円)、最もあたたかい「Nウォームダブルスーパー」(5090円)の3種を展開する(価格は12月17日時点、完売の可能性あり)。
穴に腕を通すことで、寝返りをうったり横向きになったりしても、毛布がはだけにくいという利点もある。また、毛布自体のサイズを幅150×奥行200センチと大きめに設計。こうすることで、体を動かしても毛布がずれにくくなり、外の冷気が入ってくるような隙間ができづらいという。座ったり羽織ったりしても使用可能だ。
ニトリホールディングスの広報担当者によれば、スマホ毛布を開発したきっかけは「寒い時期に毛布をかぶったままスマホを触りたい」という消費者の要望だったという。スマホを操作する際に、胸元や肩が毛布の外に出てしまうことに不満を抱くユーザーがいたのだ。
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