回転寿司チェーン「はま寿司」を傘下に持つゼンショーホールディングス(東京都港区)は3月21日、KCJ GROUP(東京都中央区)が運営する子ども向け職業・社会体験施設「キッザニア福岡」に寿司店のパビリオンをオープンする。寿司作りの体験を通して、衛生管理の重要性と食への興味関心を高める狙いがある。
はま寿司のパビリオンでは、子どもたちは職人として、寿司店の徹底した衛生管理を学ぶ。その他、魚介類の旬やネタに適した切り方、仕込み方法などを学び、握り寿司や軍艦を作り、おいしく見える盛り付け方法も身につける。同パビリオンの定員は1回当たり6人で、所要時間は約30分。
KCJ GROUPは、3〜15歳の子どもを対象にしたキッザニアを運営している。同施設には、実社会の約3分2サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、さまざまな仕事やサービスを体験できる。エデュケーション(学び)とエンターテインメント(楽しさ)を合わせた「エデュテインメント」をコンセプトに、東京、甲子園(兵庫)、福岡の3エリアで展開している。
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