調査リポート
首都圏の「住みたい街」ランキング コロナ後でも郊外人気が堅調な結果に(2/2 ページ)
首都圏で家を「借りて住みたい」「買って住みたい」街はどこか。LIFULLが調査結果を発表した。
買って住みたい街でも郊外人気が堅調
買って住みたい街で1位を獲得した勝どきは、新築マンションで価格高騰が進む中、既に竣工している物件が価格や広さで優位性を持つ点が評価された。買って住みたい街の2位はJR東海道本線「平塚」、3位はJR京浜東北などの「大宮」が続いた。
都心近郊では「南砂町」(7位)、「五反田」(10位)、「浅草」(17位)、「両国」(20位)が前年から順位を上げた。同社は「ここ数年続く物件価格の高騰によって、ファミリー層を中心に、都心周辺から郊外方面で交通および生活利便性の高いエリアを積極的に選択する傾向が年々明確になっている」とコメント。移動制限の解除などでコロナ後の社会に移行しても、都心回帰の動きはごく一部に限られていることから、居住ニーズの郊外化が完全に定着したと分析した。
23年1〜12月にLIFULL HOME'Sで掲載した賃貸物件・購入物件のうち、実際の問い合わせ数を駅別に集計した。
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