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セブンの新型店舗が登場、特徴は?(1/2 ページ)

セブン−イレブン・ジャパンは29日、コンビニエンスストアとスーパーの要素を融合させた新型店舗「SIP(シップ)ストア」1号店を千葉県松戸市でオープンする。

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産経新聞

 セブン−イレブン・ジャパンは29日、コンビニエンスストアとスーパーの要素を融合させた新型店舗「SIP(シップ)ストア」1号店を千葉県松戸市でオープンする。開店に先立つ27日、店舗をメディアに公開した。通常より広めの店舗面積で、生鮮食品や冷凍食品、日常雑貨などを取りそろえたのが特徴。1号店はテスト店舗の位置づけで、地域のニーズにより応えた店舗づくりを模索し、近所で買い物を済ませたい消費者らの需要を取り込む。

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新型店舗ではスーパーのような商品ケースにセブンイレブンでは取り扱ってこなかった果物などが並ぶ=27日、千葉県松戸市(福田涼太郎撮影)

コンビニ未取扱品多く

 「SIP」は、同社やグループ会社のスーパー「イトーヨーカドー」に加え、「パートナーシップ」の頭文字を組み合わせた略称。

 住宅街を商圏とした駅前に立地する1号店は、既存のコンビニ店を拡張してつくられた。スーパーのような商品ケースが並び、精肉や鮮魚といった生鮮のほか、加工、冷凍など豊富な種類の食料品が取りそろえられた。品ぞろえや商品管理はイトーヨーカドーのノウハウを活用。自宅ですぐに食べられるファストフードや総菜なども通常店舗より強化した。

 それ以外に、グループ会社のベビー用品、メーク用品、フェイスケア用品など日常品も多く配置した。

 店内の全約5300アイテムのうち、約2千はセブンイレブンで取り扱われたことがない商品という。

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