人材業界で働く人が、転職先として人気があると感じる業種は何か。エムエム総研(東京都新宿区)が調査結果を発表し、1位は「IT/通信業界」(45.9%)だった。2位は「インターネット/広告業界/ゲーム」(31.9%)、3位は「コンサルティングファーム/監査法人・事務所」(20.0%)が続いた。
回答した業種に人気があると考える理由の1位は「給与水準の高さ」(24.8%)で、2位は「市場の将来性(成長率)」(23.3%)、3位は「仕事のやりがい」(19.8%)だった。
転職に成功しやすい「ニーズの高い年齢」では「30代前半」と回答した人が最も多く、33.3%だった。2位以下は「20代後半」(31.8%)、「30代後半」(11.3%)が続いた。また、過去と比較して20〜30代の転職者数が増えていると感じている人は「やや増えている」(53.4%)と「とても増えている」(20.5%)を合わせ、7割超にのぼった。
転職者の転職理由として多いものでは、「給与が低い」(45.4%)が1位だった。以降は「昇給や昇進が期待できない」(28.3%)、「ハラスメント、人間関係」(26.3%)が続いた。
1月11〜12日にインターネットで調査した。対象は人材業界で働くと回答した1002人。
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