調査リポート
今冬、インバウンド観光客が「増えた」エリアは? 1位は前期比で4倍増
23年12月〜24年1月にインバウンド観光客の滞在が増えたエリアのランキングを、ナビタイムジャパンが調査結果を発表した。
今冬、インバウンド観光客が増加したエリアはどこか。ナビタイムジャパン(東京都港区)が2022年12月〜23年1月と比較した今冬(23年12月〜24年1月)におけるインバウンド観光客の滞在数増加率を発表し、1位は「愛知県犬山市」だった。2位は「北海道赤井川村」、3位は「長野県小谷村」が続いた。
犬山市は、今冬(23年12月〜24年1月)のインバウンド滞在数が前期比で4倍に増加した。国宝犬山城周辺での滞在が多く、犬山市の訪問前後では東京・大阪・京都および岐阜県高山市の滞在がみられた。羽田空港・関西国際空港・中部国際空港から入国し、犬山市周辺や高山市、白川村へ訪問するなど、古い町並みや合掌造りを観光している様子がうかがえる。国籍別では香港、台湾からの訪問者が多かった。
4位以下は「石川県加賀市」「大阪府箕面市」「北海道網走市」「鳥取県境港市」「滋賀県高島市」「熊本県南小国町」「長野県信濃町」が続いた。
同社が提供するインバウンド観光客向けナビゲーションサービスから、同意を得て取得したデータと属性アンケートを基に分析した。
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