バレンタイン売れ残り「チョコ」を販売 クラダシが計3万2069個のロス削減:24年も開催
「Kuradashi」を運営するクラダシは2月15〜25日、「私たちのバレンタインは2月15日から始まります。」と題したイベントを開催。計3万2069個のチョコレートロス削減を実現したという。
フードロス削減を目指す通販サイト「Kuradashi」を運営するクラダシ(東京都品川区)は、「私たちのバレンタインは2月15日から始まります。」と題したイベント「Valentine Shop 0215」をKuradashiおよび東京ミッドタウン八重洲で開催。期間中の2月15〜25日に、計3万2069個のチョコレートロス削減を実現したと発表した。
例年2月14日のバレンタインデーを過ぎると、バレンタイン限定のパッケージが施されたチョコレートは賞味期限内であるにもかかわらず、メーカーへ返品されたり、廃棄されたりといったケースがある。日本ではバレンタインなど季節イベントが多く、需要予測や生産コントロールの難しさが課題となっている。
同社は22年から本イベントを開催しており、季節商品のロスに関する現状をより多くの人に知ってもらう機会を提供。フードロスの削減を目指している。24年は八重洲二丁目北地区エリアマネジメントの特別協賛のもと、東京ミッドタウン八重洲にて期間限定のポップアップストアを展開した。最終日には営業終了時間を待たずして完売、閉店するほどの反響だったという。
期間中はKuradashiのサイト上や常設店舗である「Kuradashi」たまプラーザ テラス店のほか、日本出版販売との連携により全国各地の書店でもチョコレートを販売。すべての実施場所で計3万2069個のチョコレートロス削減を実現した。
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