「NISSAN GT-R」2025年モデルを発表 最後のR35型、販売台数は1500台
日産自動車は、「NISSAN GT-R」の2025年モデルを発表した。「供給できない部品が多くなってきたことから、25年8月で生産終了する」(同社広報担当者)ため、今回が最後のR35型となる。
日産自動車は3月14日、「NISSAN GT-R」の2025年モデルを発表した。現行モデルであるR35型は2007年に誕生して以来、モデルイヤーごとに進化してきた。しかし「供給できない部品が多くなってきたことから、25年8月で生産終了する」(同社広報担当者)ため、今回が最後のR35となる。
今回発売する25年モデルは「究極のドライビングプレジャーを追求する」というコンセプトのもと開発。「NISSAN GT-R Premium edition」に、青を基調とした専用特別内装色である「ブルーヘブン」を新たに設定した。
また、「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」のピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品を採用。レスポンスの精度を高め、性能を磨き上げた。
この2モデルは新たに、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートをエンジンルーム内に設置した。
メーカー希望小売価格は「NISSAN GT-R」25年モデルの「GT-R Pure edition」が1444万3000円、「GT-R Black edition」が1611万5000円、「GT-R Premium edition」が1558万7000円、「GT-R Premium edition T-spec」が2035万円、「GT-R Track edition engineered by NISMO」が1853万5000円、「GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」が2289万1000円、「GT-R NISMO」が3008万5000〜3061万3000円。
発売は6月を予定している。販売台数は1500台で、各販売会社、日産ハイパフォーマンスセンターにて注文を受け付けている。
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