LEXUS、NXを一部改良 ラインアップに新モデル「OVERTRAIL」を追加
LEXUSは2月29日、コンパクトクロスオーバー「NX」を一部改良したと発表した。オフロード走行時の走破性と安定性・快適性を両立した新モデル「OVERTRAIL」もラインアップに追加し、発売する。
LEXUSは2月29日、コンパクトクロスオーバー「NX」を一部改良したと発表した。あわせて、オフロード走行時の走破性と安定性・快適性を両立した新モデル「OVERTRAIL」を、ラインアップに追加した。
NXは、2014年に発売。LEXUSのグローバルコアモデルとして、90以上の国と地域で累計142万台を販売するクロスオーバーSUVである。LEXUSで初導入した「PHEVモデル」と「HEVモデル」を合わせたNXの電動車比率は56%を超えた。
今回の一部改良では、ハンドル操作のダイレクト感を向上し、ドライバーが思う通りの走りを実現。ボディー剛性の強化や足回りのチューニングを行い、操縦安定性と乗り心地が向上した。また、エンジンノイズを低減したことで、室内の静粛性が高まった。
新しく追加設定するOVERTRAILは、幅広いアウトドアライフスタイルに合わせた「OVERTRAIL PROJECT」の一環として開発した。
Trailモードを改良し、凸凹路などで発生しやすいタイヤの空転を自動制御。接地輪に駆動力を最適に配分することで、走破性を向上した。また、OVERTRAIL用に専用チューニングを施したAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)を搭載。Trailモードと連動することで、凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制し、オフロード走行時の安定性・快適性を実現するという。
外観デザインは、グリル、ウィンドゥフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラックでコーディネート。オフロードに適した18インチオールテレインタイヤと、標準仕様より15ミリメートル高い地上高で悪路走破性を高めている。OVERTRAIL専用カラーとして、外板色のムーンデザートと内装色にはモノリスを設定した。
メーカー希望小売価格はグレード別で、NX250が485万〜595万6000円、NX350が630万6000〜650万6000円、NX350hが550万〜687万6000円、NX450h+が749万5000〜772万5000円。
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