調査リポート
新社会人が心配なビジネスマナー、1位は「敬語・言葉使い」 上司・先輩が求めているのは?
酸素系漂白剤「オキシクリーン」シリーズの正規輸入販売元であるグラフィコが、新生活シーズンに関する調査結果を発表した。
ビジネスマナーにおいて、新社会人より現社会人の方が「あいさつ」を重視している。グラフィコ(東京都品川区)が調査結果を発表し、新社会人が心配と考えているビジネスマナーの1位は「敬語・言葉使い」(52.1%)だった一方で、現社会人が新社会人に身に付けてもらいたいと考えているビジネスマナーの1位は「あいさつ」(70.6%)だった。
ビジネスマナーについて、特に新社会人と現社会人で回答率に差があったのは、あいさつ(新社会人46.2%、現社会人70.6%)と「報連相」(同28.7%、42.2%)だった。
4月からの新生活シーズンを楽しみにしている新社会人は64.1%で過半数を占めた。一方で、現社会人で楽しみにしている人は39.8%にとどまった。
新社会人が、社会人になってやりたいと考えていることの1位は「仕事」(51.9%)。「自分磨き」(49.4%)、「お金をぜいたくに使いたい」(41.6%)が続いた。
現社会人のうち、入社1年目に仕事で失敗した経験がある人は62.5%だった。失敗のエピソードでは「上司と話すときにタメ口になってしまった」「社外からの電話だったのに『お疲れ様です』と出てしまった」といった声が寄せられた。
2024年に大学を卒業して企業に新卒入社する20代の新社会人522人と、新社会人を迎える企業に勤める30〜50代の528人、計1050人を対象にインターネットで調査した。期間は2月16〜20日。
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