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シェアリングが普及した背景に何があった? 「Airbnb」と「akippa」のビジネスモデル:ビジネスモデルが分かる(2/7 ページ)
シェアリングとは、使われていないモノや労働力を、時限的に市場に出して共有するサービスです。
【シェアリングの普及の背景】
シェアリングは、2008〜09年頃にはじまったとされています。この時期、SNS(Social Networking Service)の利用が一段落し、ネットサービスの利用において実名主義が普及しました。また、本人確認技術の向上や位置情報サービスの発展、高速通信技術の普及もあり、いつでもどこでも、個人間で必要なものを共有できる環境が整いました。
加えて、クラウドサービスが普及したことにより、シェアリング・ビジネスを手がけようとするベンチャー企業でも、システムのキャパシティ拡大が容易になりました。
このような背景もあり、現在、シェアリングは、私たちの生活に根付くようになってきたのです。
【Memo】
シェアリングのルーツには、1990年代に生まれた「ネットオークション」や、2000年代に広がった「クラウドソーシング」があります。
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