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「290円」朝食を巡る競争が激化!? 松屋は新作「丼」を一部店舗で投入、なか卯は提供時間を拡大(2/2 ページ)
大手外食チェーン各社が卵を軸とした格安朝食を提供しているが、最新の動向はどうなっているのか。
松屋は新作の丼を一部店舗で販売
そんな中、松屋は2月13日から一部店舗で「得朝あんかけ玉子丼」(290円)の提供を始めている。のり、漬物、みそ汁とセットにしているのが特徴だ。グループの松のやでは朝食メニューとして「玉子丼」(290円)を提供してきた実績があるが、あんかけ玉子丼は利用客に受け入れられるかどうか注目される。
独自の卵かけごはんを開発するチェーンもある。びっくりドンキーでは高まる朝活需要に対応するため、21年からモーニングメニューの提供を開始。24年2月時点でモーニング導入店舗は261店にまで拡大している。数ある朝食メニューの中で、21年10月に販売を開始した「卵かけご飯」(330円)は、オリジナルハンバーグソースを使用しているのが大きな特徴だ。ソースの味だけでなく、提供する量などにもこだわった結果、朝食メニューの販売数ランキングで5位にランクインするまでになった(調査期間は23年10月4日〜24年2月2日)。
大手各社は、卵を軸とした格安朝食を少しずつ進化させている。
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