新卒入社や転職者など、新たに組織へと加わるメンバーが最も不安に感じていることは何か。ビートラスト(東京都港区)が調査結果を発表し、1位は「職場の人間関係がうまくいくか」(63.0%)で、2位は「仕事についていけるか」(48.0%)、3位は「職場(社風)に馴染めるか」(44.8%)が続いた。
感じている不安に対して自分が準備していることや、チームがとってくれる対応について、全体の1位は「分からないことは積極的に質問する」(37.2%)だった。以下は「職場環境や人間関係をよく観察しておく」(35.1%)、「会議や研修など全体の場で対応してくれる」(30.2%)が続いた。
回答を20代に絞ると、1位は「先輩社員や上司が面談など個別に相談する機会をとってくれている」(40.9%)、2位は「職場環境や人間関係をよく観察しておく」(38.0%)、3位は「自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしている」(31.0%)だった。
感じている不安が解消すると感じる取り組みでは「一緒に働くメンバーと気軽にコミュニケーションが取れる」(46.3%)が1位に。2位は「会議や研修など全体の場で交流する機会」(28.8%)、3位は「必要なスキルや経験を学べる機会がある」(24.8%)が続いた。
2月29日〜3月1日にインターネットで調査した。対象は全国の20〜50代の会社員400人。
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