今どきの新入社員に点数をつけるなら? 自分が新入社員だった時との比較は
女性の転職サイト「女の転職type」を運営するキャリアデザインセンターは、新入社員についてのアンケートを実施した。新入社員を評価した点数の平均は70.4点だった。
女性の転職サイト「女の転職type」を運営するキャリアデザインセンター(東京都港区)は、新入社員についてのアンケートを実施した。新入社員を評価した点数の平均は70.4点だった。
新入社員に点数をつけるなら何点?
直近3年以内に職場に新入社員が入社した人は46.3%だった。その人たちに今どきの新入社員の点数を聞いたところ、最も多かったのは「70〜89点」(52.1%)で、「50〜69点」(26.9%)が続き、平均は70.4点だった。
合格ラインである70点以上をつけた人は67.1%となっており、新入社員をポジティブにとらえている人が多いことが分かった。
あなたの新卒1年目に点数をつけるなら何点?
次に自分自身の新卒1年目の点数を聞いてみると、最も多かったのは「50〜69点」(38.8%)で、僅差で「70〜89点」(37.7%)が続き、平均すると58.2点となった。
今どきの新入社員の点数と比較すると平均で約12点低く、合格ラインである70点以上の割合は41.9%と、自分に対しては辛口評価をする人が多い結果となった。
新入社員と自身の点差の要因は?
新入社員と自身の点差の要因では、「コミュニケーション能力」(52.6%)、「モチベーションの高さ」(47.4%)、「理解力(自分と他者、物事との関係性を理解する力)」(40.0%)などを高く評価していることが分かった。
その他と答えた人からは「会社の教育指導と事前の専門知識の入れ込み」(30代/サービス・販売系/千葉)、「あわてることなく落ち着いている」(50代/事務・経理・人事系/神奈川)といった声が寄せられた。
新卒(学生)にあなたの職場はどの程度おすすめできる?
新卒に対して自分の職場がどの程度おすすめできるかを聞いた。「非常にすすめる」「ややすすめる」と答えた人が合わせて31.0%だったのに対し、「まったくすすめない」「あまりすすめない」と答えた人は合わせて64.6%と、すすめない派が多い結果となった。
なお、すすめない理由の1位は「給料が低い」(53.6%)、2位は「人間関係がよくない」(38.2%)だった。
調査は女の転職type会員を対象に3月1〜14日にWebアンケートで実施した。有効回答数は361人。
関連記事
- 新社会人が感じるギャップ 3位「仕事量」、2位「上司とのコミュニケーション」、1位は?
新社会人が入社前後で感じるギャップは何か。auじぶん銀行(東京都中央区)が実施した調査によると、1位は「給与が低い」(34.0%)で、2位は「上司とのコミュニケーションが難しい」(20.4%)、3位は「仕事量が多い」(19.0%)だった。 - 5社に1社、Z世代の受け入れ方法見直し 「給与」「配属」抑えた最多の対応は?
Z世代の採用にあたって、企業側が見直したこととは何か?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.