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ファミマ、スタッフ名札に「手話」「筆談」など対応スキルを表示 法対応を踏まえた試験導入
ファミリーマートが、改正障害者差別解消法の施行を踏まえた試験的な取り組みを始める。
ファミリーマートは、スタッフの名札に「手話で挨拶可」や「筆談可」など、対応可能なスキルを表示する取り組みを4月から試験的に導入する。改正障害者差別解消法の施行を踏まえ、店舗におけるダイバーシティ推進および接客サービスの向上を目指す。
試験導入に先立ち、スタッフのサポートスキル向上を目的とした講習も実施。手話検定の資格を持つ社員が講師を務め、手話での日常会話の挨拶や、筆談で買い物をサポートする内容をレクチャーした。
その他、店舗タブレットの動画機能を使い、講習会に未参加のスタッフを対象としたフォローや、スタッフの復習・自己学習を促すことで、サポートスキルの向上を図る。
試験導入の対象店舗は、ファミリーマート新宿スポーツセンター店。運営方法の検証を重ねながら、今後の展開を検討していく。
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ファミリーマートは、ロールサンドやトルティーヤ・ピザサンドをリニューアルし、3月26日から順次発売する。片手で手軽にたんぱく質や食物繊維がとれるなど、タイパ(=タイムパフォーマンス)需要に対応した商品として訴求する。
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