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JR北海道、新しいプレミアムな観光列車「赤い星」「青い星」を発表 26年春に運行開始
JR北海道は4月17日、「スタートレイン計画」の概要を発表した。新しい観光列車として「赤い星」「青い星」(各4両編成)を製作し、2026年春から運行予定だ。
JR北海道は4月17日、「スタートレイン計画」の概要を発表した。新しい観光列車として「赤い星」「青い星」(各4両編成)を製作し、2026年春から運行予定だ。車両・運行体系・サービスなど、これまでとは異なる観光列車を運行し、沿線を含めた北海道全体の活性化を目指す。
「赤い星」「青い星」の車両コンセプトは、「新たな北海道に出逢い沿線を楽しく元気にする」。デザインは、JR九州の超豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」などを手掛けたインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏が担当する。
「赤い星」は北海道開拓使のシンボルである「赤星」を、「青い星」はラベンダーや青い池をそれぞれイメージした。古い車両を改造して再利用すること、一部は北海道産の木材を使用すること、展望室に大開口の窓を設けることは共通の仕様となる。車両の改造費は約18億円。
「赤い星」は主に釧網線で運行する。全席をラグジュアリークラスの座席・設備とし、定員は100人。個室やセミコンパートメント、ボックス席など、多様なニーズに対応する座席のほか、ラウンジや茶室、展望室を設置する。
「青い星」は主に富良野線で運行する。プレミアムクラスの座席・設備とし、定員は200人。全車に展望室、荷棚、大型荷物置場を設置する。
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