PPIH、ハワイに日本食を扱うスーパーを出店 寿司コーナーを設置
パン・パシフィック・リテールマネジメントUSA(米国)は5月8日、日本食を幅広く取りそろえるスーパーマーケット「TOKYO CENTRAL Kailua」(カイルア)をオープンすると発表した。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスグループ(PPIH)のパン・パシフィック・リテールマネジメントUSA(米国)は5月8日、日本食を幅広く取りそろえるスーパーマーケット「TOKYO CENTRAL Kailua」(カイルア)をオープンすると発表した。
同店は3月31日に閉店した「TIMES Supermarket Kailua」からの業態転換店舗。TOKYO CENTRALのハワイ出店は初で、米国・カリフォルニア州と合わせると8店舗目となる。
オアフ島の北西部に位置するカイルア地域は米国屈指の砂浜「ラニカイビーチ」があり、地元の人や観光客でにぎわうエリア。エリア内でも利用者の多いカイルアショッピングセンターの一角で営業する同店は、日本の食料品を中心に、ビーチに持参できる菓子やドリンク、寿司や総菜などに注力する。
「TOKYO CENTRAL Kailua」概要
同店は日本食ならではの味を自宅などで楽しめるよう、寿司に特化したコーナーを設置。温かい状態で持ち帰り可能なかつ丼、スープカレー、豚の角煮、和牛串などを販売するほか、そばやうどん、レンジ加熱式のラーメン、サンドウィッチなどの冷総菜も充実させる。食品ではステーキ肉や日本式のしゃぶしゃぶやすき焼き用の薄切り肉、日本直送の野菜や果物を旬に合わせて販売する。
さらに観光客も含めたさまざまな国籍の顧客が来店することを想定し、日本の菓子やドリンクなどの品ぞろえを強化。日本の米や調味料、冷蔵・冷凍品コーナーを常設するほか、ローカルワインやビールなどの酒に加え、ハワイで人気の日本酒なども取りそろえる。
また米国でも人気のサンリオや日本のアニメキャラクターの商品を取りそろえた、Kawaiiコーナーを設置。ハワイのお土産コーナーでは、最新や限定の土産グッズを販売する。
「TOKYO CENTRAL」は、2013年にドン・キホーテホールディングス(当時)のグループになったマルカイコーポレーションの店舗から業態を転換。2015年1月、米国・カリフォルニアに1号店をオープンしている。
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