20代の求職者が、理想とする長期休暇の日数はどの程度か。ジェイック(東京都千代田区)が調査結果を発表し、1位は「1週間以上〜2週間未満」(65.4%)だった。以下は「1週間未満」(16.3%)、「2週間以上〜3週間未満」(9.5%)が続いた。
理想とする長期休暇を取得できた場合、得られそうだと感じるメリットの1位は「趣味や勉強など、自分のしたいことに時間をかけられる」(64.6%)。2位は「家族や友人などとの関係性を深めることができる」(42.9%)、3位は「海外旅行など、行きたかった場所に行くことができる」(40.8%)が続いた。
同社執行役員の柳井田氏は、他社が24〜25卒を対象に実施した調査結果で約9割が「ワークライフバランスを重視したい」と回答したことを引用しながら「年間休日や連休日数は、若年層の採用活動や入社後の定着に大きな影響を与える」と指摘。企業側は十分な日数の年間休日だけでなく、特別休暇制度の構築や、全世代の社員が平等に休暇を取得できる職場環境の整備が重要だとした。
3月1〜31日にインターネットで調査した。対象は同社サービスに登録した20代求職者で、有効回答数は147人。
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