2015年7月27日以前の記事
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新入社員が身に付けたいマナー 「宴席のマナー」「敬語」を抑えた1位は?ビジネスマナーは「古い」(1/2 ページ)

新年度を迎え、新入社員を迎えた企業も多いだろう。新入社員はビジネスパーソンになるにあたってどのようなマナーを身につけたいと考えているのか。リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)が調査を実施した。

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 新入社員はビジネスパーソンになるにあたってどのようなマナーを身に付けたいと考えているのか。リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)が調査を実施した。

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社会人のマナーに関する調査(写真AC)

これだけは身に付けたいマナー TOP3は?

 新入社員がこれだけは身に付けたいと考えるマナーの1位は「挨拶」となり、18.8%に上った。2位は「言葉遣い」(18.2%)、3位は「宴席・食事のふるまい」(13.8%)と続いた。

  「挨拶」「言葉遣い」という基本的なコミュニケーションを身に付けたいとする新入社員が約4割を占める結果に。同社は「周囲とのコミュニケーションを円滑に進めたいと考えていることが予想される」とコメントした。

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【新入社員】身につけたいマナー(リクルートマネジメントソリューションズ調べ)

 ビジネスマナーに対するイメージについて、新入社員の最多回答は「堅苦しい・古い」となり26.0%に上った。次いで「複雑・難しい」(18.4%)、「面倒くさい」(13.5%)となった。

 一方で、先輩・上司側の回答では「必要不可欠」(21.3%)が最も多かった。以降は「基本常識」(17.0%)、「社会人として必要・基本」(12.5%)と続いた。新入社員と先輩・上司でマナーに対するイメージのギャップがうかがえる結果となった。

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ビジネスマナーに対するイメージ(リクルートマネジメントソリューションズ調べ)

 先輩・上司が新入社員に直してほしいと考えるマナーの最多回答は「言葉遣い・コミュニケーション能力」で30.7%を占めた。「挨拶」(17.3%)、「一般常識がない」(8.7%)、「馴れ馴れしい」(8.7%)と続き、ビジネスシーンにひもづく「電話対応」「報連相の徹底」といったスキルよりも、基本的なコミュニケーションスキルが重視されていることが分かった。

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先輩・上司が新入社員に直してほしいと考えるマナー(リクルートマネジメントソリューションズ調べ)
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