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60歳の「神戸ポートタワー」が生まれ変わった 集客力を高めるために“仕掛け”あり屋上デッキを開放(3/4 ページ)

「神戸ポートタワー」が4月26日にリニューアルオープンした。どのように変わるのか、取材した。

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屋上デッキの開放とフロアが回転するカフェ

 今回のリニューアルで最も注目されるのは、初めて開放された屋上デッキだ。神戸の眺望や夜景を360度楽しめるガラス張りの空中回廊で「ブリリアンス ティアラ」、つまり女性用のかがやく頭飾りをイメージしている。

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初めて開放された屋上デッキからの風景

 屋上から5階に降りると、室内展望フロアが広がる。複数箇所のフォトスポットを設置した。夜の貸切フロアとして利用することも可能だ。

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複数のフォトスポットを設置

 展望フロア4階は、光をテーマとするミュージアムとした。「赫き」をテーマに、神戸のモチーフを散りばめたネオン風アートや、壁に手を触れると花火が上がる仕掛けの壁など、来場者の体の動きに合わせて変化するインタラクティブアートを展示している。アートを際立たせるため、外からの光は取り込まず、日中も暗くしている。

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壁に手を触れると花火があがる

 展望3階には、フロア自体が360度回転するカフェ「レディーゴーラウンド」をオープンする。約30分で1周し、飲食店利用時の1時間で2周する仕様だ。

 2階は神戸ポートタワーの公式オリジナルグッズのショップ、1階はギャラリースペースを設置。ギャラリー展示1回目として、Z世代から支持されているアーティストのヨシフクホノカさんのアートを展示する。

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展望3階「レディーゴーラウンド」のフードメニュー
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展望1階のギャラリーコーナー

 そのほか、タワーの入り口付近で「光るソフトクリーム」を発売する。ブラックライトを当てると光る仕掛けだ。ストロベリー、バニラ、ミックスの3種のフレバーを用意する。

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赤いソフトクリーム(公式サイトから引用)

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