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従業員と客のイライラを解消 セブン、新型電子レンジの設置店舗を拡大
セブン‐イレブン・ジャパンとシャープは、商品ラベルのQRコードを読み取り、適切に加熱ができる電子レンジを、東海エリアのセブン‐イレブン1080店に拡大して設置した。
セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区)とシャープ(大阪府堺市)は、商品ラベルのQRコードを読み取り、適切に加熱ができる電子レンジを東海エリア(愛知県の一部、三重県、岐阜県) のセブン‐イレブン1080店に拡大して設置したことを発表した(2024年3月末時点)。さまざまな国籍の従業員が増える中、簡単かつスピーディーに商品ごとの正確な加熱時間を設定できることでおいしさと利便性の両立を目指す。
今回の電子レンジは、実店舗でのテストを2021年11月から開始。近年、セブン‐イレブン店舗では幅広い年代やさまざまな国籍の従業員が働いていて、レジ業務を行いながら商品を電子レンジで温める際、より簡単かつスピーディーに商品ごとの正確な加熱時間を設定したいという意見が挙がっていた。また、利用者がセルフで操作するレンジを設置している一部店舗でも、 ボタン操作が複雑であるという課題も聞かれたという。
本レンジは、上部のカメラで商品ラベルに印字されたQRコードを読み取ると、QRコードに登録されたワット数や加熱時間を自動で設定し、ドアを閉めると加熱を開始する。
今回の取組みは操作の煩雑さを軽減するだけでなく、適切な加熱をすることでおいしく商品を味わえるようにする狙いもある。両社は「今後もさらなる利便性の向上に向け、導入店舗の拡大に取り組む」とコメントしている。
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