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舟通勤に「晴海〜日の出間」を結ぶ新航路 最大週3日の運航を予定
野村不動産と東京湾クルージング(東京都江戸川区)は5月9日、晴海〜芝浦・日の出区間において新たな舟運サービス「BLUE FERRY(ブルーフェリー)」の運航を開始すると発表した。運航開始日の5月22日はプレ運航として、運賃は無料とする。
野村不動産と東京湾クルージング(東京都江戸川区)は5月9日、晴海〜芝浦・日の出区間において新たな舟運サービス「BLUE FERRY(ブルーフェリー)」の運航を開始すると発表した。運航開始日は5月22日。
東京都は2016年度から、舟運が身近な観光・交通手段として定着し、水辺のにぎわいを創出するための取り組みを進めている。第一弾として2023年10月に日本橋〜豊洲を結ぶ航路の運航が開始。今回の新航路はこれに続く開業となる。
運航区間は、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村だった「HARUMI FLAG」至近の晴海五丁目船着場から日の出船着場までの約5分間だ。運行時間は、晴海発が午前8時30分、同8時55分、同9時20分、同9時45分。日の出発が午前8時40分、同9時05分、同9時30分、同9時55分となっている。運航日は最大で毎週火曜日・水曜日・木曜日。
船舶の定員は44人で、運賃は片道500円。なお、5月22日はプレ運航として、運賃は無料とする。
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