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無印良品、食品ロス削減狙った菓子 「寒天もち」「茎わかめ」発売

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 「無印良品」を展開する良品計画(東京都文京区)は5月14日、製造工程で廃棄される素材を活用した菓子「寒天もち」「茎わかめ」を発売すると発表した。食品ロス削減につながる商品としても訴求する。

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無印良品の店舗外観(画像はゲッティイメージズより)

 「寒天もち」(190円)は、ドライフルーツを製造する際に廃棄されていた果皮の切れ端を、もち粉と寒天に練り込んだ商品。清見オレンジとはっさくの2種類を用意しており、5月15日から販売する。

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寒天もち(画像はプレスリリースより、以下同)

 6月12日に発売する「茎わかめ」(290円)は、固くて食べづらいという理由で廃棄されていたわかめの元茎を、一口サイズに加工し、梅味・うす塩味にすることで食べやすくした。

 「茎わかめ」は岩手県大槌町の工場で加工・包装する。東日本大震災で被災した三陸地域のわかめ生産者をはじめ、地域産業の復興を支援するのが狙いだ。

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茎わかめ

 良品計画は「今後も地球環境や生産者に配慮した素材を選び、すべての工程において無駄を省いた商品を開発します」とコメントしている。

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発売される商品のラインアップ

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