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年収で現金利用とキャッシュレス決済に差 年収が低いほど現金派が増加(2/2 ページ)

ネオマーケティングは、全国の20歳以上の男女を対象に「新紙幣とキャッシュレス」について調査した。普段利用する支払い手段では、年収が高くなればなるほど利用するキャッシュレス決済が多くなることが分かった。

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今後の支払い手段はどうする?

 今後、利用頻度を減らしていきたい支払い手段を聞いた。最多は「現金」で28.6%、次いで「銀行振込や口座振替」が17.3%、「仮装通貨を利用した決済」が16.6%だった。

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各支払い手段に対する、今後の利用頻度

 一方で、今後増やしたい手段で多かったのは「QRコード決済」(23.8%)と「ポイントカードやポイントアプリを利用した決済」(20.0%)で、この2つが20%を超えた。どちらもポイント還元率が高かったり、キャッシュバックキャンペーンがあったり、さらには「ポイント二重取り」が可能であったりと、現時点でお得感のある支払い手段として、今後もできるだけ生活に取り込もうとする動きがあるようだ。

 ネオマーケティングは「特にQRコード決済は、すでに第3の支払い手段として定着していることが分かったが、現金利用を減らす動きが高まる中、近い将来、『現金』と『QRコード決済』の利用率が同等になる日も近いかもしれない」とコメントしている。

 今回の調査は、全国の20歳以上の男女のうち、普段買い物をする人を対象にインターネットで行った。期間は4月10〜11日、有効回答数は1000人。

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