インタビュー
ドンキやABCマートなどで「ちょっと座るイス」がじわじわ “座って接客”の効果は?:“立ちっぱなし”問題の解決を目指す(1/5 ページ)
アルバイト情報サイト「マイナビバイト」が、2024年3月に始めた「座ってイイッス PROJECT」が好調だ。接客業など立ちっぱなしとなる職場環境の改善を目指し、イスに座って働くプロジェクトで、ドン・キホーテやABCマートなども参加。賛同の声が広がっている。“座って接客”は、どんな効果を生むのか。
アルバイト情報サイト「マイナビバイト」(運営:マイナビ)が、2024年3月に始めた取り組み「座ってイイッス PROJECT」が好調だ(関連記事)。
体に負担がかかりやすい仕事中の“立ちっぱなし”問題の解決を目指し、座れるアルバイトを増やすことによって、従業員・雇用主双方にとって快適な環境を整備することを目的としている。
同プロジェクトの実施にあたり、マイナビでは折りたたみイスなどを製作するSANKEI社とオリジナルのイス「マイナビバイトチェア」を共同開発。1脚1万9800円(送料別)で、1脚単位で販売している。
マイナビの呼びかけにより、ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)やエービーシー・マートなど6社がプロジェクトの第一弾に参加。各社の店舗にマイナビバイトチェアを試験導入している。
マイナビによると、同プロジェクトの発表後、小売店や飲食店など120社以上から問い合わせがあり、6月中旬時点で参加企業は9社に拡大。今後、さらに参加企業が増える見込みだという。
“座って接客”は、どんな効果を生むのか。プロジェクト参加企業へのアンケート結果や反響をマイナビに聞いた。
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