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ファミマ、クリスピーチキンを2割増量 価格据え置きで”節約疲れ”の消費者に訴求:プロダクトInsights
ファミリーマートは6月25日から、ホットスナック商品「クリスピーチキン プレーン」(178円)を価格据え置きで規格重量を1.2倍にリニューアルすると発表した。物価高が続く中、価格を据え置きでボリュームアップすることで、割安感を打ち出す。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ファミリーマートは6月25日から、ホットスナック商品「クリスピーチキン プレーン」(178円)を、価格据え置きで規格重量を1.2倍にリニューアルすると発表した。原材料価格や物流費の高騰により、食品や日用品など幅広い分野で値上げが続く中、価格を据え置きで増量することで、割安感を打ち出す。全国のファミリーマート約1万6300店舗で発売する。
リニューアルした「クリスピーチキン プレーン」は製法も見直した。衣の食感をさらにカリッと、中の肉はよりしっとりとした味わいに仕上げたという。同日、新商品「クリスピーチキン 梅しそ味」(178円)も数量限定で発売する。
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