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ファミマ、食べられるストロー「コロネクッキー」再発売 ドリンクが売れる夏のプラ削減目指す
ファミリーマートは6月18日から、ストロータイプのクッキー「コロネクッキー」を北海道・東北・北関東・新潟県の約2200店舗で再発売する。昨年8月にも販売し、好評を呼んだ。プラスチック使用量の削減につながる商品として、アイスドリンクの需要が高まる夏に向け訴求する狙いだ。
ファミリーマートは6月18日から、ストロータイプのクッキー「コロネクッキー」を北海道・東北・北関東・新潟県の約2200店舗で再発売する。プラスチック使用量の削減につながる商品として、アイスドリンクの需要が高まる夏に向け訴求する狙いだ。
コロネクッキーは、ブルボン(新潟県柏崎市)が脱プラスチックへの取り組みとして、2020年に業務用に開発。ストローの代わりに15分程度利用可能で、飲み物を飲んだ後にはクッキーとして食べることができる。ファミリーマートでは2023年8月に一部地域で販売し、おいしさの観点からも好評だったという。
包材にはバイオマスプラスチックを一部使用。また、ブルボンの取り組みにより、2023年と比較してプラスチック使用量を26%削減した。
アイスコーヒーの需要が高まる盛夏のタイミングに向け、6月18日から数量限定で販売。ファミマカフェのアイスコーヒー、アイスカフェラテ、アイスモカブレンドと合わせて訴求する。
価格は76円。北海道、東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)、北関東(栃木県、群馬県、茨城県)、新潟県の約2200店舗で販売する。
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