ニュース
ファミマ、純利益5.6%増 PBや新商品好調
ファミリーマートは7月10日、2025年2月期第1四半期(24年3〜5月)決算を発表した。当期純利益は154億8900万円と、前年同期比で5.6%増加。PBブランドや新商品が好調だったほか、生産性向上の取り組みも功を奏した。
ファミリーマートは7月10日、2025年2月期第1四半期(24年3〜5月)決算を発表した。売上高は1257億1900万円(前年同期比0.7%増)、本業のもうけを示す事業利益は236億5600万円(同5.1%増)。当期純利益は154億8900万円(同5.6%増)となった。
気温の上昇や行楽需要を受け、定番商品の「ファミチキ」やおむすび、プライベートブランド(PB)の「ファミマル」が2023年度に引き続き堅調で、全体の売り上げをけん引した。SNSで話題となった「コンビニエンスウェア」の文具やフラッペ、デザートの各種新商品も好調に推移し、既存店の日商は33カ月連続で前年超えを達成した。
生産性向上の取り組みも功を奏した。データ集計や資料作成、問い合わせなどの業務時間半減を目指し、生成AIの活用を加速。今期は店員の勤務シフトやワークスケジュールを自動作成する「ファミマ・ワーク・システム」の導入を開始している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
キユーピー、通期連結業績予想を上方修正 海外事業など成長
キユーピーは7月4日、2024年11月期第2四半期(23年12月〜24年5月)決算を発表した。海外事業の持続的な成長に加え、総菜・調味料の物量回復や値上げなどにより、売上高が増加。通期連結業績予想は上方修正となった。
ファミマ、レトロ人気を反映したデザート発売 スイーツ強化施策の一助となるか
ファミリーマートは7月9日、レトロな喫茶店をモチーフとしたスイーツやドリンクなど6商品を発売した。同社はスイーツを2024年度の戦略カテゴリとして位置付け、注力している。数年前から話題になっている昭和レトロの雰囲気を取り入れた新商品で、人気拡大を図る。
ファミマの「無人トレーラー店舗」移動して1カ月、なぜ始めたの? 反響は?
ファミリーマートがコンビニ初の「移動型無人トレーラー店舗」をオープンした。大阪・関西万博工事現場内で運営を始めて1カ月が経ったが、反響は……?

