調査リポート
社会人に聞いた「会話が苦手な理由」、2位「人のことを気にしすぎる」、1位は?(2/2 ページ)
R&Gは、会話が苦手な社会人男女を対象に「会話が苦手な理由」について調査を実施した。会話が苦手な理由1位は「話題がない」(199人)だった。
会話が苦手で起こる困りごとは?
会話が苦手なことによる困りごとを尋ねた。最も多かったのは「人間関係の構築が難しい」(164人)、次いで「集まりに参加するのが苦痛」(59人)、「会話が盛り上がらない」(46人)だった。
具体的には「ママ友ランチの時間がすごく苦痛。新しく誰かと仲良くなろうと思えない」(30代女性)、「多人数での集まりでは気を張っているので、終わった後にどっと疲れてしまう」(40代女性)、「コミュニケーションをあまり取らないせいか、協調性がないと思われて会社ではうとまれている」(50代女性)などの困りごとが挙がった。
会話が苦手なことで「新しい知り合いを作る」「知り合った人との信頼関係を深める」といったことができず、交友関係が広がらないことに悩んでいる人が多かった。
異性と同性、どちらと話すのが苦手か
会話が苦手と答えた人に、「異性と同性、どちらと話すのが苦手か」を聞いた。55.4%と半数以上が「どちらも苦手」と回答した。「うまい返しがすぐに出てこない」「一方的にしゃべりすぎてしまう」といった場合、相手の性別に関わらず、うまく会話できないことが多いようだ。
異性との会話が苦手な理由は、「気になっている相手だと緊張する」「共通の話題が少ない」、同性との会話が苦手な理由は、「マウントの取り合いが嫌」「同調圧力に疲れる」などが挙げられた。
今回の調査は、会話が苦手な社会人男女を対象に、インターネットで行った。期間は5月31日〜6月2日、有効回答数は498人(女性344人、男性154人)。
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